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剣道屋.com
よく見るとやはり割れていた。
これくらいだと削って置くだけで良いか。
ろうそくのロウを塗っておきます。
組み直して完成です。しばらくはこれで持つかな。
年末は稽古がなかったので竹刀の点検です。
上の竹刀のささくれをカッタ-の刃を垂直に当てて削り取ります。
下のように割れてしまうともう削っても無駄なので交換。
適当なものを探して再組立です。
ものはカッタ-で削りますが中結いから下のいくらか太い部分の
割れはそのまま使うと危険です。
割れてしまった竹刀の竹
それで、竹ごと替えますが、柄皮と竹の太さが違うため柄皮の
縫い目をカッタ-で切って縫い直します。糸はなるべくなら、切れ
やすい木綿糸を使わず手芸屋さんで売ってている丈夫なものが
良いです。
この状態では使えない。
そこで柄皮の縫い目をカッタ-で切って柄皮を水で濡らします。
こうすると布に針を通すように簡単に針が通ります。それを竹刀を
かぶせ仮縫いで止めておきます。
そして元の方から下の竹の茶色の部分が見えないようにしっかり
縫い込みます。
縫い込んだ後はきつくて、抜けませんが、2、3回、練習で使え
ば、また抜けるようになるので、ここではしっかり縫い込んでおい
てください。
縫い終ってしばらく乾かせば終わりです。
りしていると非常に危険です。私が通っている少年剣道教室では
H先生がいつも見回って子供の竹刀を点検して割れてないか、弦
が緩んでないか切っ先の皮が破れていないか点検しています。
部品を付けたほうが安くなる場合があります。しかし、たいてい新しい柄皮が
きつくて竹刀の柄に入りません。そこで工夫です。
竹刀の竹と柄皮を買ってきて柄皮のミシン目をカッタ-で切っていきます。
ミシン目を切った柄皮を巻いてミシン目の縫い合わせの部分を中心に水でぬ
らします。こうしないと針が通りません。
手芸屋さんで買ってきた手芸用の糸。
仮縫いの止めをしておきます。
糸がたるまないようにしっかり縫いこみます。縫い目から竹刀の茶色の部分
が見えないように。
縫い合わせ完成です。
練習していて一番の消耗品は竹刀だろうと思います。しば
らく練習するとすぐにヒビが入ったり割れたりします。これは
その材質上、仕方がないと思います。
武道具屋さんには竹刀がすぐに使えるようにセットにして
組んであるものと竹だけの状態ものがあります。
しかしセットのものを買うとかなり高くつきます。使ってい
る竹刀の竹の4本の内の1本がダメになってあと3本は使え
るしあとの柄皮や中結など全部使えるのになんだかまたセット
のものを買うのはちょっともったいない。竹刀もピンからキリ
まであり竹だけでも2,000円~10,000円前後しますが、管理人が
買っているのは2,000程度のものです。これの竹だけのものを買
ってきますが柄皮がたいていきつくて入りません。竹を削ること
も出来ますが、うまくやらないといびつなものになってしまいま
す。近くに竹刀を作っている職人さんがいて時々、そこに竹刀を
買いに行くのですが、竹刀の柄の部分を削るカンナは普通のホ-
ムセンタ-で売っているようなものでなく、大変特殊な形をし
ています。そして反対に使い込んだ柄皮を入れたら今度は緩す
ぎてこれもダメです。
そこで柄皮だけを買ってきます。新品の状態ではたいていきつ
くて入らないので、縫ってある部分を本の方だけ少し残してカッ
タ-できれいに糸を切り取っていきます。そして竹刀の柄に皮を
かぶせた状態で縫っていくのですが、このままでは皮が固くてそ
のまま針を通す事が難しいので柄皮の縫う部分だけ十分に水で濡
らします。こうすると皮がまるで布のようになって針が通りやす
くなります。糸は木綿糸だと切れやすいのでナイロン糸を使いま
す。また縫う前に皮がずれないように柄に皮を取り付けた時に2
~3箇所仮止めしておきます。縫いつけるときは、一回で縫い上
げないで何回かに分けて縫います。
糸の色は必ず白糸を使ってください。下の写真はわかりやすい
ようにナイロンの青糸を使いました。白糸だと全く目立ちません。